相場を動かしたのは投資信託部門。日経平均40円下落。 2020年9月第3週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
2020年9月14日~9月18日(9月第3週)、日経平均40円下落。相場を動かしたのは投資信託部門
9月第3週となる2020年9月14日~9月18日の週は、前週に比べ、日経平均は40円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で2,478億円の売り越しをした投資信託部門。
投資信託部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:2,093億円の売り越し、先物:384億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.投資信託部門 2,478億円売り越し (株式-2,094億、先物-385億)
- 2.海外投資家部門 2,435億円売り越し (株式-5,390億、先物2,954億)
- 3.法人部門 972億円売り越し (株式-376億、先物-597億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3,622億円買い越し (株式6,333億、先物-2,711億)
- 2.金融機関部門 1,452億円買い越し (株式1,684億、先物-232億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 893億円買い越し (株式1,131億、先物-238億)
- 4.都銀・地銀等部門 581億円買い越し (株式596億、先物-16億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。