公開 2022/02/25 / 最終更新 2022/02/25

日経平均570円下落、相場を最も動かしたのは投資信託部門 2022年2月第3週

投資信託の現物先物合計で3,181億円の売り越し、日経570円下落
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2022年2月14日~2月18日(2月第3週)、日経平均570円下落。相場を動かしたのは投資信託部門

2月第3週となる2022年2月14日~2月18日の週は、前週に比べ、日経平均は570円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で3,181億円の売り越しをした投資信託部門。

投資信託部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:1,464億円の売り越し、先物:1,716億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.投資信託部門 3,181億円売り越し (株式-1,465億、先物-1,717億)
  • 2.法人部門 1,718億円売り越し (株式944億、先物-2,663億)
  • 3.都銀・地銀等部門 1,203億円売り越し (株式-344億、先物-861億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,952億円買い越し (株式1,896億、先物56億)
  • 2.個人投資家部門 993億円買い越し (株式-132億、先物1,125億)
  • 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 934億円買い越し (株式880億、先物53億)
  • 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 674億円買い越し (株式-1,018億、先物1,692億)
  • 5.金融機関部門 500億円買い越し (株式1,513億、先物-1,013億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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