日経平均200円下落、相場を最も動かしたのはGPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2021年4月第4週
著者 charttrader編集部 |
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2021年4月26日~4月30日(4月第4週)、日経平均200円下落。相場を動かしたのはGPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門
4月第4週となる2021年4月26日~4月30日の週は、前週に比べ、日経平均は200円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で2,337億円の売り越しをしたGPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門。
信託銀行部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。方向感が見えず、裁定取引がメインか。下落圧力は中程度。現物:177億円の買い越し、先物:2,514億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,337億円売り越し (株式177億、先物-2,515億)
- 2.海外投資家部門 1,562億円売り越し (株式378億、先物-1,942億)
- 3.法人部門 1,379億円売り越し (株式175億、先物-1,556億)
- 4.金融機関部門 876億円売り越し (株式-138億、先物-739億)
- 5.投資信託部門 667億円売り越し (株式82億、先物-750億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.個人投資家部門 2,094億円買い越し (株式1,247億、先物847億)
- 2.都銀・地銀等部門 1,706億円買い越し (株式-22億、先物1,728億)
- 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,039億円買い越し (株式-1,528億、先物2,567億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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