公開 2021/07/08 / 最終更新 2021/07/08

日経平均280円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2021年6月第5週

海外投資家の現物先物合計で5,670億円の売り越し、日経280円下落
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2021年6月28日~7月2日(6月第5週)、日経平均280円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門

6月第5週となる2021年6月28日~7月2日の週は、前週に比べ、日経平均は280円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で5,670億円の売り越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:2,591億円の売り越し、先物:3,079億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.海外投資家部門 5,670億円売り越し (株式-2,592億、先物-3,080億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.法人部門 3,074億円買い越し (株式3,034億、先物39億)
  • 2.個人投資家部門 2,114億円買い越し (株式1,422億、先物691億)
  • 3.金融機関部門 1,271億円買い越し (株式1,487億、先物-217億)
  • 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,170億円買い越し (株式1,577億、先物-407億)
  • 5.投資信託部門 712億円買い越し (株式864億、先物-152億)
  • 6.その他法人等部門 684億円買い越し (株式460億、先物224億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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