日経平均280円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2021年6月第5週
著者 charttrader編集部 |
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2021年6月28日~7月2日(6月第5週)、日経平均280円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
6月第5週となる2021年6月28日~7月2日の週は、前週に比べ、日経平均は280円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で5,670億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:2,591億円の売り越し、先物:3,079億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 5,670億円売り越し (株式-2,592億、先物-3,080億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.法人部門 3,074億円買い越し (株式3,034億、先物39億)
- 2.個人投資家部門 2,114億円買い越し (株式1,422億、先物691億)
- 3.金融機関部門 1,271億円買い越し (株式1,487億、先物-217億)
- 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,170億円買い越し (株式1,577億、先物-407億)
- 5.投資信託部門 712億円買い越し (株式864億、先物-152億)
- 6.その他法人等部門 684億円買い越し (株式460億、先物224億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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