公開 2021/04/30 / 最終更新 2021/04/30

日経平均660円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2021年4月第3週

海外投資家の現物先物合計で2,592億円の売り越し、日経660円下落
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2021年4月19日~4月23日(4月第3週)、日経平均660円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門

4月第3週となる2021年4月19日~4月23日の週は、前週に比べ、日経平均は660円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で2,592億円の売り越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。方向感が見えず、裁定取引がメインか。下落圧力は中程度。現物:198億円の買い越し、先物:2,790億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.海外投資家部門 2,592億円売り越し (株式198億、先物-2,791億)
  • 2.都銀・地銀等部門 854億円売り越し (株式-71億、先物-785億)
  • 3.金融機関部門 812億円売り越し (株式-432億、先物-382億)
  • 4.生保・損保部門 538億円売り越し (株式-429億、先物-110億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.個人投資家部門 2,944億円買い越し (株式3,680億、先物-736億)
  • 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 698億円買い越し (株式192億、先物506億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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