公開 2025/01/17 / 最終更新 2025/01/17

日経平均700円下落、相場を最も動かしたのはGPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2025年1月第1週

信託銀行の現物先物合計で6,824億円の売り越し、日経700円下落
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2025年1月6日~1月10日(1月第1週)、日経平均700円下落。相場を動かしたのはGPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門

1月第1週となる2025年1月6日~1月10日の週は、前週に比べ、日経平均は700円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で6,824億円の売り越しをしたGPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門。

信託銀行部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:5,304億円の売り越し、先物:1,519億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 6,824億円売り越し (株式-5,305億、先物-1,520億)
  • 2.金融機関部門 6,823億円売り越し (株式-5,951億、先物-873億)
  • 3.海外投資家部門 4,531億円売り越し (株式3,786億、先物-8,318億)
  • 4.法人部門 4,392億円売り越し (株式-3,648億、先物-745億)
  • 5.投資信託部門 1,108億円売り越し (株式-1,183億、先物74億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.個人投資家部門 7,686億円買い越し (株式6,783億、先物903億)
  • 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 3,305億円買い越し (株式3,265億、先物39億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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