公開 2024/05/30 / 最終更新 2024/05/30

投資信託部門が売りを仕掛け、日経平均140円下落 2024年5月第4週

投資信託の現物先物合計で1,742億円の売り越し、日経140円下落
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2024年5月20日~5月24日(5月第4週)、日経平均140円下落。相場を動かしたのは投資信託部門

5月第4週となる2024年5月20日~5月24日の週は、前週に比べ、日経平均は140円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で1,742億円の売り越しをした投資信託部門。

投資信託部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:1,258億円の売り越し、先物:484億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.投資信託部門 1,742億円売り越し (株式-1,259億、先物-485億)
  • 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,472億円売り越し (株式-841億、先物-633億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 2,375億円買い越し (株式2,324億、先物50億)
  • 2.法人部門 1,036億円買い越し (株式1,028億、先物8億)
  • 3.都銀・地銀等部門 559億円買い越し (株式-12億、先物570億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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