投資信託部門が売りを仕掛け、日経平均140円下落 2024年5月第4週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
2024年5月20日~5月24日(5月第4週)、日経平均140円下落。相場を動かしたのは投資信託部門
5月第4週となる2024年5月20日~5月24日の週は、前週に比べ、日経平均は140円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で1,742億円の売り越しをした投資信託部門。
投資信託部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:1,258億円の売り越し、先物:484億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.投資信託部門 1,742億円売り越し (株式-1,259億、先物-485億)
- 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,472億円売り越し (株式-841億、先物-633億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 2,375億円買い越し (株式2,324億、先物50億)
- 2.法人部門 1,036億円買い越し (株式1,028億、先物8億)
- 3.都銀・地銀等部門 559億円買い越し (株式-12億、先物570億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。