日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門が相場をけん引し、日経平均190円上昇 2024年9月第2週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
2024年9月9日~9月13日(9月第2週)、日経平均190円上昇。相場を動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門
9月第2週となる2024年9月9日~9月13日の週は、前週に比べ、日経平均は190円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で3,465億円の買い越しをした日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門。
自己計部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。先物が割高との判断か。反落、下落の兆し。上昇圧力は小。現物:8,974億円の買い越し、先物:5,508億円の売り越し
<上昇を後押した部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3,465億円買い越し (株式8,974億、先物-5,509億)
- 2.法人部門 3,232億円買い越し (株式2,459億、先物772億)
- 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 3,114億円買い越し (株式3,025億、先物88億)
- 4.個人投資家部門 2,242億円買い越し (株式2,152億、先物90億)
- 5.その他法人等部門 1,132億円買い越し (株式72億、先物1,059億)
- 6.投資信託部門 581億円買い越し (株式266億、先物314億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.海外投資家部門 10,899億円売り越し (株式-15,337億、先物4,437億)
- 2.金融機関部門 1,595億円売り越し (株式-906億、先物-690億)
- 3.都銀・地銀等部門 1,010億円売り越し (株式-107億、先物-904億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。