日経平均690円上昇、相場を最も動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2021年1月第1週
著者 charttrader編集部 |
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2021年1月4日~1月8日(1月第1週)、日経平均690円上昇。相場を動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門
1月第1週となる2021年1月4日~1月8日の週は、前週に比べ、日経平均は690円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で2,226億円の買い越しをした日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門。
自己計部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:580億円の買い越し、先物:1,645億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2,226億円買い越し (株式580億、先物1,645億)
- 2.海外投資家部門 2,041億円買い越し (株式3,798億、先物-1,758億)
- 3.投資信託部門 1,054億円買い越し (株式-831億、先物1,885億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.個人投資家部門 3,808億円売り越し (株式-3,086億、先物-723億)
- 2.金融機関部門 853億円売り越し (株式399億、先物-1,253億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 646億円売り越し (株式532億、先物-1,179億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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