22週買い越しの事業法人 VS 20週売り越しの金融機関[2025年8月25日~8月29日(8月第4週)]
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著者 charttrader編集部 |
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事業法人の22週連続買い越しの5.5兆円と、金融機関の20週連続売り越しの6.6兆円のせめぎ合い
2025年3月24日から8月29日の期間で、日経平均は5,590円の上昇(15.08%)。事業法人をメインとする買い勢力が、相場を押し上げている。
8月第4週は、金融機関の売り越し額の方が大きいが、日経は上昇しており、トレンドの転換と言えるかは難しい。
<買い勢力>
- 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 22週連続 計+5.5兆円(+4,144億円)
- 2.都銀・地銀等部門 3週連続 計+923億円(+215億円)
<売り勢力>
- 1.金融機関部門 20週連続 計-6.6兆円(-3,612億円)
- 2.法人部門 9週連続 計-2.5兆円(-1,967億円)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 9週連続 計-2.4兆円(-3,406億円)
- 4.生保・損保部門 7週連続 計-5,422億円(-413億円)
- 5.投資信託部門 4週連続 計-6,233億円(-1,841億円)
※()カッコ内数字は2025年8月25日~8月29日(8月第4週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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charttrader編集部 |
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