20週買い越しの事業法人 VS 18週売り越しの金融機関[2025年8月12日~8月15日(8月第2週)]
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著者 charttrader編集部 |
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事業法人の20週連続買い越しの4.9兆円と、金融機関の18週連続売り越しの6.2兆円のせめぎ合い
2025年3月24日から8月15日の期間で、日経平均は6,250円の上昇(16.86%)。事業法人をメインとする買い勢力が、相場を押し上げている。
8月第2週は、金融機関の売り越し額の方が大きいが、日経は上昇しており、トレンドの転換と言えるかは難しい。
<買い勢力>
- 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 20週連続 計+4.9兆円(+1,763億円)
<売り勢力>
- 1.金融機関部門 18週連続 計-6.2兆円(-3,138億円)
- 2.法人部門 7週連続 計-2.2兆円(-4,001億円)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 7週連続 計-2.1兆円(-3,043億円)
- 4.生保・損保部門 5週連続 計-4,430億円(-329億円)
- 5.証券会社部門 5週連続 計-789億円(-277億円)
※()カッコ内数字は2025年8月12日~8月15日(8月第2週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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charttrader編集部 |
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