公開 2025/09/04 / 最終更新 2025/09/04

相場を動かしたのは個人投資家部門。日経平均80円上昇。 2025年8月第4週

個人投資家の現物先物合計で4,766億円の買い越し、日経80円上昇
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2025年8月25日~8月29日(8月第4週)、日経平均80円上昇。相場を動かしたのは個人投資家部門

8月第4週となる2025年8月25日~8月29日の週は、前週に比べ、日経平均は80円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で4,766億円の買い越しをした個人投資家部門。

個人投資家部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:3,809億円の買い越し、先物:956億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.個人投資家部門 4,766億円買い越し (株式3,809億、先物956億)
  • 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 4,143億円買い越し (株式4,137億、先物6億)
  • 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3,281億円買い越し (株式2,755億、先物525億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.海外投資家部門 6,200億円売り越し (株式-2,867億、先物-3,334億)
  • 2.金融機関部門 3,611億円売り越し (株式-5,159億、先物1,547億)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 3,405億円売り越し (株式-4,406億、先物1,000億)
  • 4.法人部門 1,966億円売り越し (株式-4,060億、先物2,093億)
  • 5.投資信託部門 1,840億円売り越し (株式-2,108億、先物266億)
  • 6.その他法人等部門 657億円売り越し (株式-931億、先物272億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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