公開 2025/08/15 / 最終更新 2025/08/15

19週買い越しの事業法人 VS 17週売り越しの金融機関[2025年8月4日~8月8日(8月第1週)]

上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門4.7兆の買いと金融機関部門5.9兆の売りのせめぎ合い
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charttrader編集部

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事業法人の19週連続買い越しの4.7兆円と、金融機関の17週連続売り越しの5.9兆円のせめぎ合い

2025年3月24日から8月8日の期間で、日経平均は4,700円の上昇(12.66%)。事業法人をメインとする買い勢力が、相場を押し上げている。

8月第1週は、金融機関の売り越し額の方が大きいが、日経は上昇しており、トレンドの転換と言えるかは難しい。

<買い勢力>

  • 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 19週連続 計+4.7兆円(+2,305億円)
  • 2.その他法人等部門 12週連続 計+3,471億円(+892億円)
  • 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3週連続 計+9,671億円(+4,673億円)

<売り勢力>

  • 1.金融機関部門 17週連続 計-5.9兆円(-2,403億円)
  • 2.法人部門 6週連続 計-1.8兆円(-35億円)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 6週連続 計-1.8兆円(-1,834億円)
  • 4.生保・損保部門 4週連続 計-4,101億円(-540億円)
  • 5.証券会社部門 4週連続 計-513億円(-206億円)

※()カッコ内数字は2025年8月4日~8月8日(8月第1週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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