公開 2023/02/09 / 最終更新 2023/02/09

海外投資家部門が相場をけん引し、日経平均120円上昇 2023年2月第1週

海外投資家の現物先物合計で2,206億円の買い越し、日経120円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2023年1月30日~2月3日(2月第1週)、日経平均120円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門

2月第1週となる2023年1月30日~2月3日の週は、前週に比べ、日経平均は120円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で2,206億円の買い越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。現物の利確/損切を行い、裁定取引で割安な先物を買っている可能性あり。反転や上昇の兆し。上昇圧力は中程度。現物:291億円の売り越し、先物:2,497億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.海外投資家部門 2,206億円買い越し (株式-292億、先物2,497億)
  • 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 851億円買い越し (株式878億、先物-28億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.法人部門 2,610億円売り越し (株式-1,506億、先物-1,105億)
  • 2.金融機関部門 1,750億円売り越し (株式-2,169億、先物418億)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,666億円売り越し (株式-1,660億、先物-7億)
  • 4.投資信託部門 1,660億円売り越し (株式-163億、先物-1,499億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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