公開 2025/05/22 / 最終更新 2025/05/22

日経平均250円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2025年5月第3週

海外投資家の現物先物合計で6,468億円の買い越し、日経250円上昇
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2025年5月12日~5月16日(5月第3週)、日経平均250円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門

5月第3週となる2025年5月12日~5月16日の週は、前週に比べ、日経平均は250円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で6,468億円の買い越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:5,978億円の買い越し、先物:490億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.海外投資家部門 6,468億円買い越し (株式5,978億、先物490億)
  • 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 2,444億円買い越し (株式2,428億、先物16億)
  • 3.都銀・地銀等部門 1,169億円買い越し (株式-446億、先物1,614億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.金融機関部門 5,663億円売り越し (株式-4,716億、先物-948億)
  • 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 5,382億円売り越し (株式-2,860億、先物-2,523億)
  • 3.法人部門 3,246億円売り越し (株式-2,236億、先物-1,012億)
  • 4.個人投資家部門 1,670億円売り越し (株式-2,226億、先物555億)
  • 5.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,385億円売り越し (株式-1,292億、先物-94億)
  • 6.生保・損保部門 1,219億円売り越し (株式-1,188億、先物-32億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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