日経平均980円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2024年6月第4週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
2024年6月24日~6月28日(6月第4週)、日経平均980円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門
6月第4週となる2024年6月24日~6月28日の週は、前週に比べ、日経平均は980円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で5,861億円の買い越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:1,140億円の買い越し、先物:4,720億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.海外投資家部門 5,861億円買い越し (株式1,140億、先物4,720億)
- 2.その他法人等部門 975億円買い越し (株式978億、先物-3億)
- 3.都銀・地銀等部門 740億円買い越し (株式-201億、先物941億)
- 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 739億円買い越し (株式4,140億、先物-3,402億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.個人投資家部門 6,277億円売り越し (株式-4,723億、先物-1,555億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 788億円売り越し (株式-681億、先物-108億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。