公開 2022/03/17 / 最終更新 2022/03/17

日経平均820円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2022年3月第2週

海外投資家の現物先物合計で3,068億円の売り越し、日経820円下落
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2022年3月7日~3月11日(3月第2週)、日経平均820円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門

3月第2週となる2022年3月7日~3月11日の週は、前週に比べ、日経平均は820円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で3,068億円の売り越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。先物が割安との判断か。反転、上昇の兆し。下落圧力は小。現物:9,855億円の売り越し、先物:6,786億円の買い越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.海外投資家部門 3,068億円売り越し (株式-9,856億、先物6,786億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.法人部門 1,786億円買い越し (株式1,009億、先物776億)
  • 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,218億円買い越し (株式1,255億、先物-37億)
  • 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 743億円買い越し (株式7,033億、先物-6,291億)
  • 4.個人投資家部門 646億円買い越し (株式1,826億、先物-1,180億)
  • 5.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 570億円買い越し (株式-301億、先物871億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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