日経平均780円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2025年2月第1週
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著者 charttrader編集部 |
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2025年2月3日~2月7日(2月第1週)、日経平均780円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
2月第1週となる2025年2月3日~2月7日の週は、前週に比べ、日経平均は780円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で6,524億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:2,820億円の売り越し、先物:3,703億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 6,524億円売り越し (株式-2,821億、先物-3,704億)
- 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,857億円売り越し (株式-5,366億、先物3,508億)
- 3.金融機関部門 934億円売り越し (株式-258億、先物-677億)
- 4.都銀・地銀等部門 892億円売り越し (株式-627億、先物-267億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.個人投資家部門 6,202億円買い越し (株式5,050億、先物1,152億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 2,913億円買い越し (株式2,933億、先物-21億)
- 3.法人部門 2,081億円買い越し (株式3,020億、先物-940億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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charttrader編集部 |
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