日経平均990円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2022年8月第5週
著者 charttrader編集部 |
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2022年8月29日~9月2日(8月第5週)、日経平均990円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
8月第5週となる2022年8月29日~9月2日の週は、前週に比べ、日経平均は990円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で11,535億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:3,954億円の売り越し、先物:7,581億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 11,535億円売り越し (株式-3,955億、先物-7,582億)
- 2.都銀・地銀等部門 1,251億円売り越し (株式-18億、先物-1,235億)
- 3.金融機関部門 1,189億円売り越し (株式-592億、先物-598億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.個人投資家部門 8,263億円買い越し (株式6,496億、先物1,766億)
- 2.法人部門 1,626億円買い越し (株式850億、先物776億)
- 3.投資信託部門 1,544億円買い越し (株式346億、先物1,198億)
- 4.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,305億円買い越し (株式1,162億、先物142億)
- 5.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,163億円買い越し (株式-3,634億、先物4,796億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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