日経平均230円上昇、相場を最も動かしたのは金融機関部門 2021年5月第3週
著者 charttrader編集部 |
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2021年5月17日~5月21日(5月第3週)、日経平均230円上昇。相場を動かしたのは金融機関部門
5月第3週となる2021年5月17日~5月21日の週は、前週に比べ、日経平均は230円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で7,263億円の買い越しをした金融機関部門。
金融機関部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:6,064億円の買い越し、先物:1,198億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.金融機関部門 7,263億円買い越し (株式6,064億、先物1,198億)
- 2.法人部門 5,435億円買い越し (株式3,923億、先物1,512億)
- 3.生保・損保部門 3,622億円買い越し (株式3,407億、先物215億)
- 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 3,508億円買い越し (株式2,749億、先物758億)
- 5.投資信託部門 1,672億円買い越し (株式1,255億、先物417億)
- 6.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 541億円買い越し (株式-434億、先物975億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.海外投資家部門 4,042億円売り越し (株式-2,320億、先物-1,723億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 3,523億円売り越し (株式-3,441億、先物-83億)
- 3.個人投資家部門 1,723億円売り越し (株式-1,038億、先物-687億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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