公開 2022/11/04 / 最終更新 2022/11/04

日経平均210円上昇、相場を最も動かしたのは金融機関部門 2022年10月第4週

金融機関の現物先物合計で1,474億円の買い越し、日経210円上昇
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2022年10月24日~10月28日(10月第4週)、日経平均210円上昇。相場を動かしたのは金融機関部門

10月第4週となる2022年10月24日~10月28日の週は、前週に比べ、日経平均は210円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で1,474億円の買い越しをした金融機関部門。

金融機関部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:1,139億円の買い越し、先物:334億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.金融機関部門 1,474億円買い越し (株式1,139億、先物334億)
  • 2.海外投資家部門 1,454億円買い越し (株式501億、先物953億)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 943億円買い越し (株式1,278億、先物-335億)
  • 4.法人部門 887億円買い越し (株式1,461億、先物-575億)
  • 5.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 857億円買い越し (株式794億、先物63億)
  • 6.都銀・地銀等部門 524億円買い越し (株式6億、先物517億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.個人投資家部門 1,858億円売り越し (株式-998億、先物-862億)
  • 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 792億円売り越し (株式-1,200億、先物406億)
  • 3.その他法人等部門 730億円売り越し (株式195億、先物-927億)
  • 4.投資信託部門 713億円売り越し (株式-668億、先物-47億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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