日経平均210円上昇、相場を最も動かしたのは金融機関部門 2022年10月第4週
著者 charttrader編集部 |
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2022年10月24日~10月28日(10月第4週)、日経平均210円上昇。相場を動かしたのは金融機関部門
10月第4週となる2022年10月24日~10月28日の週は、前週に比べ、日経平均は210円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で1,474億円の買い越しをした金融機関部門。
金融機関部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:1,139億円の買い越し、先物:334億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.金融機関部門 1,474億円買い越し (株式1,139億、先物334億)
- 2.海外投資家部門 1,454億円買い越し (株式501億、先物953億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 943億円買い越し (株式1,278億、先物-335億)
- 4.法人部門 887億円買い越し (株式1,461億、先物-575億)
- 5.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 857億円買い越し (株式794億、先物63億)
- 6.都銀・地銀等部門 524億円買い越し (株式6億、先物517億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.個人投資家部門 1,858億円売り越し (株式-998億、先物-862億)
- 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 792億円売り越し (株式-1,200億、先物406億)
- 3.その他法人等部門 730億円売り越し (株式195億、先物-927億)
- 4.投資信託部門 713億円売り越し (株式-668億、先物-47億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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