公開 2022/02/17 / 最終更新 2022/02/17

日経平均250円上昇、相場を最も動かしたのは金融機関部門 2022年2月第2週

金融機関の現物先物合計で2,414億円の買い越し、日経250円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2022年2月7日~2月10日(2月第2週)、日経平均250円上昇。相場を動かしたのは金融機関部門

2月第2週となる2022年2月7日~2月10日の週は、前週に比べ、日経平均は250円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で2,414億円の買い越しをした金融機関部門。

金融機関部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:1,155億円の買い越し、先物:1,258億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.金融機関部門 2,414億円買い越し (株式1,155億、先物1,258億)
  • 2.海外投資家部門 2,392億円買い越し (株式67億、先物2,325億)
  • 3.法人部門 2,316億円買い越し (株式1,443億、先物872億)
  • 4.都銀・地銀等部門 1,699億円買い越し (株式-178億、先物1,877億)
  • 5.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 580億円買い越し (株式1,326億、先物-746億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2,400億円売り越し (株式562億、先物-2,964億)
  • 2.個人投資家部門 2,315億円売り越し (株式-1,870億、先物-447億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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