日経平均250円上昇、相場を最も動かしたのは金融機関部門 2022年2月第2週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
2022年2月7日~2月10日(2月第2週)、日経平均250円上昇。相場を動かしたのは金融機関部門
2月第2週となる2022年2月7日~2月10日の週は、前週に比べ、日経平均は250円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で2,414億円の買い越しをした金融機関部門。
金融機関部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:1,155億円の買い越し、先物:1,258億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.金融機関部門 2,414億円買い越し (株式1,155億、先物1,258億)
- 2.海外投資家部門 2,392億円買い越し (株式67億、先物2,325億)
- 3.法人部門 2,316億円買い越し (株式1,443億、先物872億)
- 4.都銀・地銀等部門 1,699億円買い越し (株式-178億、先物1,877億)
- 5.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 580億円買い越し (株式1,326億、先物-746億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2,400億円売り越し (株式562億、先物-2,964億)
- 2.個人投資家部門 2,315億円売り越し (株式-1,870億、先物-447億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。