日経平均600円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2023年5月第5週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
2023年5月29日~6月2日(5月第5週)、日経平均600円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門
5月第5週となる2023年5月29日~6月2日の週は、前週に比べ、日経平均は600円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で3,378億円の買い越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。先物が割高との判断か。反落、下落の兆し。上昇圧力は小。現物:5,297億円の買い越し、先物:1,919億円の売り越し
<上昇を後押した部門>
- 1.海外投資家部門 3,378億円買い越し (株式5,297億、先物-1,920億)
- 2.個人投資家部門 2,043億円買い越し (株式450億、先物1,592億)
- 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,429億円買い越し (株式1,371億、先物58億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 7,774億円売り越し (株式-7,285億、先物-491億)
- 2.金融機関部門 7,552億円売り越し (株式-7,357億、先物-196億)
- 3.法人部門 5,963億円売り越し (株式-6,025億、先物60億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。