日経平均720円下落、相場を最も動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2021年10月第1週
著者 charttrader編集部 |
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2021年10月4日~10月8日(10月第1週)、日経平均720円下落。相場を動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門
10月第1週となる2021年10月4日~10月8日の週は、前週に比べ、日経平均は720円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で3,115億円の売り越しをした日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門。
自己計部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。先物が割安との判断か。反転、上昇の兆し。下落圧力は小。現物:6,802億円の売り越し、先物:3,686億円の買い越し
<下落原因を作った部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3,115億円売り越し (株式-6,803億、先物3,686億)
- 2.金融機関部門 2,312億円売り越し (株式-1,925億、先物-389億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,274億円売り越し (株式-1,625億、先物350億)
- 4.都銀・地銀等部門 1,049億円売り越し (株式-180億、先物-871億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.投資信託部門 3,341億円買い越し (株式335億、先物3,006億)
- 2.法人部門 1,665億円買い越し (株式-759億、先物2,424億)
- 3.個人投資家部門 1,002億円買い越し (株式2,168億、先物-1,166億)
- 4.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 639億円買い越し (株式801億、先物-163億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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