公開 2024/05/07 / 最終更新 2024/05/07

日経平均860円上昇、相場を最も動かしたのは法人部門 2024年4月第4週

法人の現物先物合計で4,622億円の買い越し、日経860円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2024年4月22日~4月26日(4月第4週)、日経平均860円上昇。相場を動かしたのは法人部門

4月第4週となる2024年4月22日~4月26日の週は、前週に比べ、日経平均は860円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で4,622億円の買い越しをした法人部門。

法人部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:462億円の買い越し、先物:4,159億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.法人部門 4,622億円買い越し (株式462億、先物4,159億)
  • 2.金融機関部門 2,823億円買い越し (株式1,477億、先物1,346億)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,659億円買い越し (株式1,707億、先物951億)
  • 4.その他法人等部門 1,562億円買い越し (株式-146億、先物1,707億)
  • 5.海外投資家部門 1,229億円買い越し (株式2,029億、先物-801億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.個人投資家部門 3,813億円売り越し (株式-1,922億、先物-1,893億)
  • 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,496億円売り越し (株式-439億、先物-1,058億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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