公開 2022/02/10 / 最終更新 2022/02/10

日経平均720円上昇、相場を最も動かしたのは法人部門 2022年2月第1週

法人の現物先物合計で3,947億円の買い越し、日経720円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2022年1月31日~2月4日(2月第1週)、日経平均720円上昇。相場を動かしたのは法人部門

2月第1週となる2022年1月31日~2月4日の週は、前週に比べ、日経平均は720円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で3,947億円の買い越しをした法人部門。

法人部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:3,801億円の買い越し、先物:146億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.法人部門 3,947億円買い越し (株式3,801億、先物146億)
  • 2.金融機関部門 2,088億円買い越し (株式1,930億、先物157億)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,761億円買い越し (株式2,269億、先物-508億)
  • 4.投資信託部門 1,276億円買い越し (株式1,212億、先物64億)
  • 5.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 601億円買い越し (株式648億、先物-48億)
  • 6.都銀・地銀等部門 594億円買い越し (株式-44億、先物638億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.海外投資家部門 2,041億円売り越し (株式-1,607億、先物-436億)
  • 2.個人投資家部門 1,704億円売り越し (株式-586億、先物-1,120億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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