日経平均990円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2021年11月第4週
著者 charttrader編集部 |
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2021年11月22日~11月26日(11月第4週)、日経平均990円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
11月第4週となる2021年11月22日~11月26日の週は、前週に比べ、日経平均は990円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で6,309億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:2,253億円の売り越し、先物:4,055億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 6,309億円売り越し (株式-2,254億、先物-4,056億)
- 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,591億円売り越し (株式-2,688億、先物1,095億)
- 3.投資信託部門 946億円売り越し (株式-241億、先物-706億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.個人投資家部門 6,044億円買い越し (株式3,909億、先物2,135億)
- 2.法人部門 1,111億円買い越し (株式820億、先物291億)
- 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 987億円買い越し (株式878億、先物108億)
- 4.金融機関部門 809億円買い越し (株式-70億、先物878億)
- 5.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 753億円買い越し (株式73億、先物680億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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