日経平均210円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2024年6月第3週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
2024年6月17日~6月21日(6月第3週)、日経平均210円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
6月第3週となる2024年6月17日~6月21日の週は、前週に比べ、日経平均は210円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で6,226億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:184億円の売り越し、先物:6,042億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 6,226億円売り越し (株式-185億、先物-6,043億)
- 2.金融機関部門 1,379億円売り越し (株式-1,963億、先物582億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 927億円売り越し (株式-1,919億、先物991億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 4,375億円買い越し (株式-2,557億、先物6,932億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 2,287億円買い越し (株式2,275億、先物11億)
- 3.法人部門 1,508億円買い越し (株式962億、先物546億)
- 4.個人投資家部門 515億円買い越し (株式1,909億、先物-1,395億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。