公開 2020/10/08 / 最終更新 2020/10/08

海外投資家部門が売りを仕掛け、日経平均170円下落 2020年9月第5週

海外投資家の現物先物合計で7,578億円の売り越し、日経170円下落
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)

2020年9月28日~10月2日(9月第5週)、日経平均170円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門

9月第5週となる2020年9月28日~10月2日の週は、前週に比べ、日経平均は170円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で7,578億円の売り越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:612億円の売り越し、先物:6,965億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.海外投資家部門 7,578億円売り越し (株式-613億、先物-6,966億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.法人部門 5,766億円買い越し (株式-765億、先物6,531億)
  • 2.金融機関部門 5,098億円買い越し (株式-304億、先物5,402億)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 5,071億円買い越し (株式-84億、先物5,154億)
  • 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,350億円買い越し (株式1,327億、先物22億)
  • 5.投資信託部門 678億円買い越し (株式-423億、先物1,101億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


この記事の著者

charttrader編集部

読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。


ユーザー成績などの記事
あわせて読みたい関連記事
今、読まれている記事

※ChartTrader+及びRoboTrader+は個人投資家の皆様に向けた株式会社テラスが運営する株価予想やチャートから見えてくる投資情報提供サービスです。 掲載情報の著作権は記事提供元等に帰属します。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 TOPIXの著作権は東京証券取引所に帰属します。 情報の内容につきましては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。