海外投資家部門が売りを仕掛け、日経平均170円下落 2020年9月第5週
著者 charttrader編集部 |
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2020年9月28日~10月2日(9月第5週)、日経平均170円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
9月第5週となる2020年9月28日~10月2日の週は、前週に比べ、日経平均は170円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で7,578億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:612億円の売り越し、先物:6,965億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 7,578億円売り越し (株式-613億、先物-6,966億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.法人部門 5,766億円買い越し (株式-765億、先物6,531億)
- 2.金融機関部門 5,098億円買い越し (株式-304億、先物5,402億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 5,071億円買い越し (株式-84億、先物5,154億)
- 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,350億円買い越し (株式1,327億、先物22億)
- 5.投資信託部門 678億円買い越し (株式-423億、先物1,101億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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