公開 2021/08/26 / 最終更新 2021/08/26

日経平均960円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2021年8月第3週

海外投資家の現物先物合計で7,176億円の売り越し、日経960円下落
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2021年8月16日~8月20日(8月第3週)、日経平均960円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門

8月第3週となる2021年8月16日~8月20日の週は、前週に比べ、日経平均は960円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で7,176億円の売り越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:3,737億円の売り越し、先物:3,439億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.海外投資家部門 7,176億円売り越し (株式-3,738億、先物-3,440億)
  • 2.投資信託部門 816億円売り越し (株式-1,013億、先物195億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.個人投資家部門 5,720億円買い越し (株式4,101億、先物1,619億)
  • 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,122億円買い越し (株式1,657億、先物-536億)
  • 3.法人部門 694億円買い越し (株式831億、先物-138億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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