公開 2023/08/17 / 最終更新 2023/08/17

日経平均280円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2023年8月第2週

海外投資家の現物先物合計で6,425億円の買い越し、日経280円上昇
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2023年8月7日~8月10日(8月第2週)、日経平均280円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門

8月第2週となる2023年8月7日~8月10日の週は、前週に比べ、日経平均は280円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で6,425億円の買い越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:1,756億円の買い越し、先物:4,668億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.海外投資家部門 6,425億円買い越し (株式1,756億、先物4,668億)
  • 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,384億円買い越し (株式1,422億、先物-39億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.個人投資家部門 3,623億円売り越し (株式-2,398億、先物-1,226億)
  • 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,800億円売り越し (株式-2,700億、先物-101億)
  • 3.金融機関部門 2,720億円売り越し (株式-2,771億、先物50億)
  • 4.法人部門 1,841億円売り越し (株式-2,107億、先物264億)
  • 5.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 735億円売り越し (株式2,878億、先物-3,614億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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