日経平均250円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2021年9月第4週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
2021年9月21日~9月24日(9月第4週)、日経平均250円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
9月第4週となる2021年9月21日~9月24日の週は、前週に比べ、日経平均は250円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で2,899億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:2,780億円の売り越し、先物:118億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 2,899億円売り越し (株式-2,781億、先物-119億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 544億円売り越し (株式-2,496億、先物1,950億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2,635億円買い越し (株式6,741億、先物-4,106億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。