日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門が売りを仕掛け、日経平均42,710円下落 2025年10月第1週
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著者 charttrader編集部 |
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2025年9月29日~10月3日(10月第1週)、日経平均42,710円下落。相場を動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門
10月第1週となる2025年9月29日~10月3日の週は、前週に比べ、日経平均は42,710円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で15,185億円の売り越しをした日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門。
自己計部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。先物が割安との判断か。反転、上昇の兆し。下落圧力は小。現物:16,313億円の売り越し、先物:1,128億円の買い越し
<下落原因を作った部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 15,185億円売り越し (株式-16,314億、先物1,128億)
- 2.都銀・地銀等部門 1,249億円売り越し (株式-365億、先物-885億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.法人部門 11,724億円買い越し (株式-726億、先物12,450億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 9,853億円買い越し (株式-2,153億、先物12,005億)
- 3.金融機関部門 8,622億円買い越し (株式-2,763億、先物11,384億)
- 4.個人投資家部門 3,521億円買い越し (株式3,781億、先物-261億)
- 5.投資信託部門 1,684億円買い越し (株式621億、先物1,062億)
- 6.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,257億円買い越し (株式1,227億、先物29億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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