日経平均650円下落、相場を最も動かしたのは金融機関部門 2025年7月第5週
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著者 charttrader編集部 |
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2025年7月28日~8月1日(7月第5週)、日経平均650円下落。相場を動かしたのは金融機関部門
7月第5週となる2025年7月28日~8月1日の週は、前週に比べ、日経平均は650円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で4,075億円の売り越しをした金融機関部門。
金融機関部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。先物が割安との判断か。反転、上昇の兆し。下落圧力は小。現物:4,099億円の売り越し、先物:24億円の買い越し
<下落原因を作った部門>
- 1.金融機関部門 4,075億円売り越し (株式-4,100億、先物24億)
- 2.海外投資家部門 3,520億円売り越し (株式-1,994億、先物-1,528億)
- 3.生保・損保部門 2,983億円売り越し (株式-2,817億、先物-167億)
- 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,096億円売り越し (株式-958億、先物-140億)
- 5.法人部門 1,050億円売り越し (株式-587億、先物-464億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3,863億円買い越し (株式2,255億、先物1,608億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 2,892億円買い越し (株式2,880億、先物12億)
- 3.個人投資家部門 699億円買い越し (株式174億、先物525億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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