金融機関部門が売りを仕掛け、日経平均42,710円下落 2025年11月第2週
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著者 charttrader編集部 |

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2025年11月10日~11月14日(11月第2週)、日経平均42,710円下落。相場を動かしたのは金融機関部門
11月第2週となる2025年11月10日~11月14日の週は、前週に比べ、日経平均は42,710円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で4,031億円の売り越しをした金融機関部門。
金融機関部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。先物が割安との判断か。反転、上昇の兆し。下落圧力は小。現物:7,286億円の売り越し、先物:3,255億円の買い越し
<下落原因を作った部門>
- 1.金融機関部門 4,031億円売り越し (株式-7,287億、先物3,255億)
- 2.個人投資家部門 2,954億円売り越し (株式-2,456億、先物-499億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,491億円売り越し (株式-5,338億、先物2,845億)
- 4.法人部門 1,587億円売り越し (株式-5,227億、先物3,638億)
- 5.生保・損保部門 940億円売り越し (株式-1,025億、先物83億)
- 6.都銀・地銀等部門 507億円売り越し (株式-863億、先物354億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.海外投資家部門 3,428億円買い越し (株式5,218億、先物-1,791億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,837億円買い越し (株式1,808億、先物28億)
- 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,315億円買い越し (株式3,067億、先物-1,752億)
- 4.その他法人等部門 666億円買い越し (株式670億、先物-4億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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charttrader編集部 |
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