日経平均280円上昇、相場を最も動かしたのは法人部門 2024年8月第4週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
2024年8月26日~8月30日(8月第4週)、日経平均280円上昇。相場を動かしたのは法人部門
8月第4週となる2024年8月26日~8月30日の週は、前週に比べ、日経平均は280円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で3,268億円の買い越しをした法人部門。
法人部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:2,905億円の買い越し、先物:363億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.法人部門 3,268億円買い越し (株式2,905億、先物363億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,340億円買い越し (株式2,023億、先物316億)
- 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,881億円買い越し (株式1,864億、先物17億)
- 4.金融機関部門 1,780億円買い越し (株式1,405億、先物375億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.海外投資家部門 2,282億円売り越し (株式-2,371億、先物87億)
- 2.個人投資家部門 1,048億円売り越し (株式-1,057億、先物8億)
- 3.投資信託部門 529億円売り越し (株式-504億、先物-27億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。