公開 2024/01/10 / 最終更新 2024/01/10

日経平均290円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2023年12月第4週

海外投資家の現物先物合計で1,946億円の買い越し、日経290円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2023年12月25日~12月29日(12月第4週)、日経平均290円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門

12月第4週となる2023年12月25日~12月29日の週は、前週に比べ、日経平均は290円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で1,946億円の買い越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。現物の利確/損切を行い、裁定取引で割安な先物を買っている可能性あり。反転や上昇の兆し。上昇圧力は中程度。現物:2,262億円の売り越し、先物:4,209億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.海外投資家部門 1,946億円買い越し (株式-2,263億、先物4,209億)
  • 2.法人部門 1,297億円買い越し (株式-543億、先物1,839億)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,252億円買い越し (株式-903億、先物2,154億)
  • 4.金融機関部門 626億円買い越し (株式-1,241億、先物1,866億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.個人投資家部門 2,917億円売り越し (株式-2,519億、先物-400億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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