日経平均670円上昇、相場を最も動かしたのは法人部門 2021年3月第5週
著者 charttrader編集部 |
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2021年3月29日~4月2日(3月第5週)、日経平均670円上昇。相場を動かしたのは法人部門
3月第5週となる2021年3月29日~4月2日の週は、前週に比べ、日経平均は670円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で6,382億円の買い越しをした法人部門。
法人部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。現物の利確/損切を行い、裁定取引で割安な先物を買っている可能性あり。反転や上昇の兆し。上昇圧力は中程度。現物:1,925億円の売り越し、先物:8,307億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.法人部門 6,382億円買い越し (株式-1,926億、先物8,307億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 4,195億円買い越し (株式-1,672億、先物5,866億)
- 3.金融機関部門 3,330億円買い越し (株式-2,438億、先物5,767億)
- 4.投資信託部門 3,245億円買い越し (株式626億、先物2,618億)
- 5.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,059億円買い越し (株式1,719億、先物-661億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.海外投資家部門 5,423億円売り越し (株式821億、先物-6,245億)
- 2.個人投資家部門 1,400億円売り越し (株式-558億、先物-844億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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