公開 2023/11/09 / 最終更新 2023/11/09

日経平均950円上昇、相場を最も動かしたのは法人部門 2023年11月第1週

法人の現物先物合計で3,944億円の買い越し、日経950円上昇
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2023年10月30日~11月2日(11月第1週)、日経平均950円上昇。相場を動かしたのは法人部門

11月第1週となる2023年10月30日~11月2日の週は、前週に比べ、日経平均は950円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で3,944億円の買い越しをした法人部門。

法人部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:2,267億円の買い越し、先物:1,676億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.法人部門 3,944億円買い越し (株式2,267億、先物1,676億)
  • 2.金融機関部門 2,479億円買い越し (株式1,683億、先物795億)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,084億円買い越し (株式2,185億、先物-101億)
  • 4.海外投資家部門 1,997億円買い越し (株式392億、先物1,604億)
  • 5.投資信託部門 1,023億円買い越し (株式101億、先物922億)
  • 6.都銀・地銀等部門 633億円買い越し (株式-208億、先物840億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.個人投資家部門 5,401億円売り越し (株式-3,740億、先物-1,662億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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