公開 2025/10/02 / 最終更新 2025/10/02

海外投資家部門が売りを仕掛け、日経平均42,710円下落 2025年9月第4週

海外投資家の現物先物合計で12,318億円の売り越し、日経42,710円下落
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2025年9月22日~9月26日(9月第4週)、日経平均42,710円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門

9月第4週となる2025年9月22日~9月26日の週は、前週に比べ、日経平均は42,710円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で12,318億円の売り越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:5,312億円の売り越し、先物:7,006億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.海外投資家部門 12,318億円売り越し (株式-5,313億、先物-7,007億)
  • 2.投資信託部門 1,198億円売り越し (株式-2,759億、先物1,559億)
  • 3.法人部門 1,075億円売り越し (株式-6,902億、先物5,826億)
  • 4.生保・損保部門 787億円売り越し (株式-897億、先物109億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 11,925億円買い越し (株式11,199億、先物725億)
  • 2.個人投資家部門 1,237億円買い越し (株式1,040億、先物196億)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 942億円買い越し (株式-3,566億、先物4,507億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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