日経平均800円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2025年5月第5週
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著者 charttrader編集部 |
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2025年5月26日~5月30日(5月第5週)、日経平均800円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門
5月第5週となる2025年5月26日~5月30日の週は、前週に比べ、日経平均は800円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で6,313億円の買い越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:6,115億円の買い越し、先物:197億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.海外投資家部門 6,313億円買い越し (株式6,115億、先物197億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 2,499億円買い越し (株式2,531億、先物-33億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.個人投資家部門 3,083億円売り越し (株式-3,610億、先物526億)
- 2.投資信託部門 2,472億円売り越し (株式-2,644億、先物170億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,735億円売り越し (株式-976億、先物-761億)
- 4.金融機関部門 1,627億円売り越し (株式-2,291億、先物663億)
- 5.法人部門 1,471億円売り越し (株式-2,271億、先物799億)
- 6.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,069億円売り越し (株式272億、先物-1,343億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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