日経平均730円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2025年1月第2週
著者 charttrader編集部 |
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2025年1月14日~1月17日(1月第2週)、日経平均730円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
1月第2週となる2025年1月14日~1月17日の週は、前週に比べ、日経平均は730円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で9,598億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。方向感が見えず、裁定取引がメインか。下落圧力は中程度。現物:80億円の買い越し、先物:9,678億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 9,598億円売り越し (株式80億、先物-9,679億)
- 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,064億円売り越し (株式-6,135億、先物5,070億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.法人部門 5,579億円買い越し (株式1,387億、先物4,191億)
- 2.個人投資家部門 5,206億円買い越し (株式4,323億、先物882億)
- 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 2,166億円買い越し (株式2,042億、先物123億)
- 4.金融機関部門 1,863億円買い越し (株式-1,704億、先物3,567億)
- 5.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,671億円買い越し (株式-1,236億、先物2,907億)
- 6.投資信託部門 1,387億円買い越し (株式891億、先物496億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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