日経平均720円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2021年12月第1週
著者 charttrader編集部 |
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2021年11月29日~12月3日(12月第1週)、日経平均720円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
12月第1週となる2021年11月29日~12月3日の週は、前週に比べ、日経平均は720円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で8,325億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:1,254億円の売り越し、先物:7,071億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 8,325億円売り越し (株式-1,255億、先物-7,072億)
- 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 999億円売り越し (株式-7,477億、先物6,477億)
- 3.都銀・地銀等部門 601億円売り越し (株式-79億、先物-523億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.法人部門 8,657億円買い越し (株式6,918億、先物1,738億)
- 2.投資信託部門 4,903億円買い越し (株式1,688億、先物3,215億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,943億円買い越し (株式3,430億、先物-488億)
- 4.金融機関部門 2,184億円買い越し (株式3,533億、先物-1,350億)
- 5.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,634億円買い越し (株式1,749億、先物-115億)
- 6.個人投資家部門 1,353億円買い越し (株式2,123億、先物-771億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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