日経平均360円下落、相場を最も動かしたのは法人部門 2020年8月第3週
著者 charttrader編集部 |
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2020年8月17日~8月21日(8月第3週)、日経平均360円下落。相場を動かしたのは法人部門
8月第3週となる2020年8月17日~8月21日の週は、前週に比べ、日経平均は360円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で1,980億円の売り越しをした法人部門。
法人部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:1,595億円の売り越し、先物:384億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.法人部門 1,980億円売り越し (株式-1,596億、先物-385億)
- 2.海外投資家部門 1,505億円売り越し (株式-193億、先物-1,314億)
- 3.投資信託部門 1,044億円売り越し (株式-413億、先物-632億)
- 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,007億円売り越し (株式-828億、先物-180億)
- 5.金融機関部門 737億円売り越し (株式-927億、先物189億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.個人投資家部門 1,785億円買い越し (株式1,021億、先物763億)
- 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,523億円買い越し (株式771億、先物752億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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