日経平均240円下落、相場を最も動かしたのは法人部門 2025年7月第2週
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著者 charttrader編集部 |
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2025年7月7日~7月11日(7月第2週)、日経平均240円下落。相場を動かしたのは法人部門
7月第2週となる2025年7月7日~7月11日の週は、前週に比べ、日経平均は240円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で11,189億円の売り越しをした法人部門。
法人部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:2,281億円の売り越し、先物:8,907億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.法人部門 11,189億円売り越し (株式-2,282億、先物-8,908億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 9,344億円売り越し (株式-305億、先物-9,040億)
- 3.金融機関部門 9,144億円売り越し (株式-627億、先物-8,519億)
- 4.投資信託部門 5,088億円売り越し (株式-4,465億、先物-624億)
- 5.個人投資家部門 533億円売り越し (株式-743億、先物209億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.海外投資家部門 9,841億円買い越し (株式4,003億、先物5,837億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 2,533億円買い越し (株式2,319億、先物214億)
- 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,440億円買い越し (株式-1,392億、先物2,832億)
- 4.その他法人等部門 509億円買い越し (株式489億、先物20億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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