日経平均310円下落、相場を最も動かしたのは法人部門 2022年1月第1週
著者 charttrader編集部 |
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2022年1月4日~1月7日(1月第1週)、日経平均310円下落。相場を動かしたのは法人部門
1月第1週となる2022年1月4日~1月7日の週は、前週に比べ、日経平均は310円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で2,011億円の売り越しをした法人部門。
法人部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:692億円の売り越し、先物:1,318億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.法人部門 2,011億円売り越し (株式-693億、先物-1,319億)
- 2.投資信託部門 1,099億円売り越し (株式-311億、先物-790億)
- 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,039億円売り越し (株式-1,936億、先物896億)
- 4.その他法人等部門 665億円売り越し (株式-2億、先物-664億)
- 5.金融機関部門 614億円売り越し (株式-697億、先物82億)
- 6.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 540億円売り越し (株式-521億、先物-21億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.海外投資家部門 3,741億円買い越し (株式3,259億、先物481億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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