公開 2021/03/11 / 最終更新 2021/03/11

海外投資家部門が売りを仕掛け、日経平均100円下落 2021年3月第1週

海外投資家の現物先物合計で2,552億円の売り越し、日経100円下落
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2021年3月1日~3月5日(3月第1週)、日経平均100円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門

3月第1週となる2021年3月1日~3月5日の週は、前週に比べ、日経平均は100円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で2,552億円の売り越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。方向感が見えず、裁定取引がメインか。下落圧力は中程度。現物:511億円の買い越し、先物:3,064億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.海外投資家部門 2,552億円売り越し (株式511億、先物-3,065億)
  • 2.都銀・地銀等部門 1,183億円売り越し (株式-194億、先物-990億)
  • 3.金融機関部門 1,086億円売り越し (株式-4,922億、先物3,834億)
  • 4.生保・損保部門 581億円売り越し (株式-362億、先物-220億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.投資信託部門 2,158億円買い越し (株式-979億、先物3,136億)
  • 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,847億円買い越し (株式4,701億、先物-2,854億)
  • 3.法人部門 1,225億円買い越し (株式-5,589億、先物6,814億)
  • 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 532億円買い越し (株式-4,507億、先物5,038億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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