相場を動かしたのは海外投資家部門。日経平均70円下落。 2024年11月第4週
著者 charttrader編集部 |
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2024年11月25日~11月29日(11月第4週)、日経平均70円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
11月第4週となる2024年11月25日~11月29日の週は、前週に比べ、日経平均は70円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で3,598億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:1,930億円の売り越し、先物:1,668億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 3,598億円売り越し (株式-1,931億、先物-1,669億)
- 2.投資信託部門 1,692億円売り越し (株式-1,655億、先物-39億)
- 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 652億円売り越し (株式-1,087億、先物434億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 2,929億円買い越し (株式2,930億、先物-2億)
- 2.法人部門 2,349億円買い越し (株式1,769億、先物580億)
- 3.個人投資家部門 2,172億円買い越し (株式1,518億、先物654億)
- 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,427億円買い越し (株式859億、先物567億)
- 5.金融機関部門 935億円買い越し (株式314億、先物621億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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