日経平均540円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2023年9月第4週
著者 charttrader編集部 |
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2023年9月25日~9月29日(9月第4週)、日経平均540円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
9月第4週となる2023年9月25日~9月29日の週は、前週に比べ、日経平均は540円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で16,175億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:575億円の売り越し、先物:15,600億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 16,175億円売り越し (株式-576億、先物-15,601億)
- 2.その他金融機関部門 720億円売り越し (株式-724億、先物2億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.法人部門 9,706億円買い越し (株式-5,863億、先物15,569億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 6,107億円買い越し (株式-3,688億、先物9,794億)
- 3.個人投資家部門 6,106億円買い越し (株式5,631億、先物474億)
- 4.金融機関部門 5,561億円買い越し (株式-4,576億、先物10,136億)
- 5.投資信託部門 3,984億円買い越し (株式-1,398億、先物5,382億)
- 6.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,302億円買い越し (株式817億、先物484億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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