日経平均570円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2022年5月第2週
著者 charttrader編集部 |
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2022年5月9日~5月13日(5月第2週)、日経平均570円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
5月第2週となる2022年5月9日~5月13日の週は、前週に比べ、日経平均は570円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で7,403億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:3,405億円の売り越し、先物:3,997億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 7,403億円売り越し (株式-3,406億、先物-3,998億)
- 2.都銀・地銀等部門 582億円売り越し (株式-116億、先物-467億)
- 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 507億円売り越し (株式-953億、先物444億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.法人部門 4,248億円買い越し (株式1,625億、先物2,622億)
- 2.個人投資家部門 3,737億円買い越し (株式2,699億、先物1,038億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,006億円買い越し (株式829億、先物1,176億)
- 4.投資信託部門 1,455億円買い越し (株式-391億、先物1,845億)
- 5.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,349億円買い越し (株式1,311億、先物37億)
- 6.金融機関部門 1,316億円買い越し (株式597億、先物718億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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